北欧・フィヨルドと大型旅客船の旅 ー第3日ー


                                 

   7月1日(火)今日は午前中オスロ半日観光で、午後は自由行動だ。

           ←バスから眺めたオスロ市内

  まずはバイキング博物館へ行く。 西暦700年頃に造られたというバイキング船の形は左右対称で、美しい

 流線型をしている。当時バイキングは相当の船舶技術を持っていて、この船で世界の海を渡り歩いていたという。

 アメリカ大陸を発見したのはコロンブス(1492年)と言われているが、実はその500年も前に、バイキングが既に

 アメリカ大陸を発見していたのだそうだ。

  船に近寄ってみると、船腹にまるで芸術作品のように細かな模様が彫刻されている。

 ちなみにその頃日本では、平安時代の貴族が庭の池に船を浮かべて和歌を詠んでいたようだ。

           太陽の光りがまぶしいバイキング博物館→  

         ← 船腹に細かな模様がびっしりと彫刻されているバイキング船

  

  次に向ったのは国立博物館。ここでムンクの絵画「叫び」を見る。

  当時のムンクのこと、絵の背景など、ガイドの熱のこもった説明に聞き惚れた。ほかにムンクの代表作である

  「思春期」、セザンヌの「プロヴァンスの風景」、ルノワールの「風呂上り」、ゴッホの「自画像」など、

  有名な絵がたくさん展示されているが、時間がなくて見ることができなかった。

   ほとんどの絵が、そのまま壁に架けられており、手を出せば触れることもできてしまうので、

  これで大丈夫なのだろうか・・・・と心配になった。

  今度来たときには、ゆっくりと見てみたいと思った。 撮影禁止のため写真は無い。

  その後は、オスロ市から依頼を受けた彫刻家グスタフ・ヴィーケランが晩年を捧げて全体をデザインした

  ブログネル公園に行った。 

  広々としたブログネル公園の彫刻、緑の森、池、・・・・ なんと気持ちのいい公園だろう。

  高さ17mの尖塔モノリスは、オスロのシンボルの一つとなっているそうだ。 あらゆる年齢の男女121人が

  複雑にからみあった彫刻で、人間の人生のいろいろな局面を表現しているようで、強く印象に残った。

                           ←高さ17mの尖塔モノリス

  公園の芝生では若い女性が水着姿で日光浴をしていた。

  いかにも夏が短く、太陽の光りが貴重な北欧らしい風景だった。

       ←公園の芝が綺麗に整えられている

                          噴水の前で→  

   昼食は、サーモン料理を食べる。量があまり多くなく、あっさりしていたので、おいしく食べられた。

               

  

  午後は自由行動で、オスロ市内をぶらぶらと散歩した。家内が市内の百貨店で買い物をしている間、

  向いの公園通りに面したカフェテラスで生ビールを飲んだ。 

  オスロの飲食店は、外のカフェテラスの方が人気があり、天気のいい日は外から先に埋まっていくそうだ。

   ちなみに大生ビールは1杯83クローネ(約2千円)だった。

  旅行期間中飲んだビールの中で、最も高かった。

      ←ホテルから2分で行けるオスロ中央駅

    

                 ←駅前から歩行者天国になっている

  

  オスロ市内には路面電車が走っている。これも環境に優しい交通手段だから利用するそうだ。 

                  オスロ市内を走る路面電車→  

     ← 街のショップでキーホルダなど、小物のお土産を調達する

            

             

  

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