文京シティ・コアの「パウルス」演奏会が開催
文京シティ・コアの「パウルス(パウロ)」演奏会が開かれました。
9月23日(水・祝)15時から文京シビック大ホールで、レオーネのバスM氏が出演する文京シティ・コアの第11回定期演奏会
が開かれました。曲目はメンデルスゾーンの「パウルス(パウロ)」で、かつてこの歌を歌った友人から「この曲を歌って合唱に対する
考え方が変わった」と聞かされていました。
←文京シビック大ホール
メンデルスゾーンの「パウルス(パウロ)」のちらし→
昨年筆者はメンデルスゾーンの「エリアス(エリヤ)」を歌った際に、先の言葉の意味の片鱗が分かったような気がしていましたが、
今回はその意味で興味がありました。
上野から御徒歩町を経て地下鉄大江戸線で後楽園駅に出ると2,000人収容の大きな文京シビック大ホールに出ました。
レオーネのメンバーも何人か聴きにきていました。ホワイエのコーヒーラウンジも広々としていて、ゆったりと演奏会前のコーヒーを
楽しみました。
出演は指揮が辻秀幸氏、ソプラノ:佐竹由美氏、アルト:谷地畝晶子氏、テノール:大島博氏、バス:田代和久氏でした。
オーケストラは東京バッハ・カンタータ・アンサンブルで、こんど10月25日(日)に我孫子けやきプラザふれあいホールで演奏する
東京藝術大学バッハ・カンタータクラブのOBのオーケストラでした。
←演奏風景
音楽のあらすじは反キリストで迫害を加える側であったパウロが改心してキリストの教えを乞うようになるまでが前半で、1時間20分
の演奏でした。大変迫力のある演奏で100人の合唱団が大きなうねりとなって客席に迫ってきました。日本語字幕付きの演奏で、
歌われる内容がよく理解できました。
←休憩時間にロビーでくつろぐ
20分の休憩の後後半はパウロがキリスト教の宣教に活躍する場面で約1時間の演奏でした。
前後半合わせて2時間40分の演奏会でした。これだけの長丁場を歌いきった演奏に大きな拍手が沸きました。
合唱に対する考え方が変わったというのは、練習も本番も大変なエネルギーと覚悟をもって臨む必要がある、ということではないかと
思った次第です。(H・Y記)