ドイツ旅行日記・5/15(リムブルグ〜コブレンツ〜パーティ)
5月15日(金)は里親も一緒に専用バスに乗り、リムブルグ市内、ラーン川を超えて、ライン河沿いのコブレンツに向いました。
←出発前のひと時→
雨が降りそうなお天気でしたが、空は明るい。Zeyen氏が案内役でバスの先頭に乗り、昼食のオーダーを取りにきました。
1時間後に Bad Ems という街に到着し、古いお城のようなクアハウスを観光しました。
かつての王様や貴族などがたくさん訪れたそうですが、有名人ではシューマンの奥様やゲーテなども来ていたそうで、鋼鉄の
銘盤が作られて床に取り付けられていました。
お金持ちでたびたび訪れる人は、泊まる部屋が決まっていたようです。
ラッサウは静かな古い町 | Zeyen氏が付き添ってくれて | 嘗て王様や有名人が来たBAD EMS | Clara Schumann の銘盤 |
コブレンツは、ライン河とモーゼル河が合流して一つのライン河になる地点で、軍艦のへさきのように先端が突き出た角地です。
ここに4〜5階建てのビルのような巨大なヴィルヘルム一世の騎馬像が建っていて、如何にも要塞という感じがします。
←コブレンツの城壁から眺めるライン河とモーゼル河の合流点
山の上まで上って見ると、ライン河とモーゼル河が合流する地点が眺望できて、おもわず歓声があがりました。
ここでZeyen氏が、少し高い場所に立って写真を撮ってくれました。
←ライン河とモーゼル河の合流地点を眺望する
ゆったりと流れるライン河を見た後、昼食はレストランMaximilians-Brauwiesenでとりました。
ここは古風な建物に作られた広々としたレストランで、白く濁ったweiß ビールで「Ein Prosit」を歌って乾杯し、ドイツ料理に
舌鼓を打ちました。
←白く濁ったweiß ビールで乾杯!!
←シュパルゲル(A) + ジャガイモ(B) + ハム(C)
リムブルクに戻った後、前団長の故Bernhard Roder氏のお宅に山下団長がお悔やみに訪れました。
ここは前回訪問時の山下団長の里親宅で、奥様と息子さんが在宅されていました。
20年11月8日にレーダー氏は書斎でパソコンを操作している最中に倒れたようである。66歳だったそうで、奥様は毎日墓地に
通い続けたそうです。 団長は、母子と一緒に車で10分くらいのところにある墓地を訪れ静寂の中に横たわるレーダー氏の
墓に哀悼の意を捧げました。
←レーダーさんのお墓の前で奥様と次男
合唱交歓パーティーは昨日と同じ会館で開かれました。
会館の掲示板にはアンサンブル・レオーネの写真が掲示されていました。
←アンサンブル・レオーネの写真が掲示された掲示板
アイントラハト男声合唱団のライナー・ベアライザー会長が挨拶、続いてレオーネ団長が挨拶をし、ベアライザー会長に
レオーネの旗を贈り、指揮者のベルンハルト・デーゲン(Bernhard Degen)氏に富士山の額絵のパズルを、また女声コーラスの
指揮者ドロテア・ラウックス女史(Frau Dorethee Laux)に鯉のぼりを描いた壁掛けを贈りました。
また合唱団全員に、レオーネのバッチを手渡しました。
←女声コーラスの指揮者に、レオーネからのお土産品を渡しました
パーティ風景
アイントラハト会館一杯にテーブル が準備されました |
ドイツ人との懇親はまずビールから | 里親と楽しそうにテーブルに座ったK さん。 その後の会話は? |
アイントラハト合唱団の写真係は 大きなカメラを手早く動かしていました |
里親はどこへ行ったかな・・・ | 英語、ドイツをを駆使(?)して・・・ | 各家庭から持ち寄られた手作りの料理 | 里親と記念撮影です |
演奏はまずアイントラハト男声合唱団が2曲、次いで女声コーラスのLimburug an der Lahnのメンバーが加わって、
混声の日本語で「ふるさと」を歌いました。 里親となったZeyen氏の息子のお嫁さんの Gabrielや、前日のリムブルグ市内
観光で通りかかったパン屋さんの奥様も歌っていました。
その後、女声だけで2曲がを披露されました。
←アイントラハト男声合唱団がまず歌う
女性コーラスFrau Dorethee Lauxも加わって歌う→
引き続きレオーネが「Annchen von Tharau」、「Untraue」、「Trink,Bruderlein Trink」の3曲を歌いました。
そして奥様が加わって、混声で 「夏は来ぬ」、「ふるさと」 を歌い、拍手喝采を浴びました。
二宮氏の上着の下は、ドイツ国旗と同じ色のチョッキだったので、一瞬、会場がどっとどよめきました。
←レオーネは「Annchen von Tharau」、「Untraue」などを歌う
←混声もだんだん慣れてきて、表情に余裕もでてきました
最後は男声合唱の日独合同で、ベルンハルト・デーゲン氏の指揮で「Heiden Roslein」、「Der Lindenbaum」、「Die Lorelei」
を歌いました。
その後も大いに飲み、食べて相互に懇親を深め、楽しいパーティは11時頃まで続きました。