ドイツ旅行日記・5/9(リューベック発〜ハンブルグ〜キール)
5月9日(土)朝9時に、リューベックの Alter Speicher ホテルをチェックアウトし、専用バスに乗ってハンブルクに向かい、
10時過ぎにハンブルク港の開港記念日のお祭りが開催されている会場に到着しました。
毎年開催されるという盛大な海のお祭りで、いろいろな艦船が港一杯に係留されていました。
お天気もよく、お祭りの期間中は軍艦でも市民を乗せて内部を見学させてもらえるため、大勢の見物客が気楽な格好で
艦船の見学を楽しんでいました。
←祭りに集まってきた多くの船
←海賊船の飾り付けをした屋台
←ジョ−ズの飾りつけをした屋台
「ハンブルク」という名前の「フリゲート艦」にも乗って、艦内を見ることができました。
我々は甲板で兵士達が販売している、屋台のビールと焼きソーセージを買い、その場で「Ein Prosit」を合唱し、拍手喝采
を受けました。
するとお礼としてもう一杯ビールを飲ませてくれるなど、楽しい見学の想い出ができました。
←大きな大砲が付いている軍艦の上で
昼食は、ハンブルク港近くの歴史を感じさせるレストラン「Old Commercial Room」で、ハンブルク料理を味わいました。
牛肉とじゃがいもを練り合わせて皿に盛ったものをスプーンで食べるという、味わいにのある郷土料理でした。
店内は、港に入った船長が食べる部屋、一般の船員が食べる部屋などと席が分かれており、歴史の味わいを感じさせました。
←港の歴史を伝えるレストランで昼食
←牛肉とじゃがいもを練ったハンブルクの郷土料理
14時10分にレストランを出て、バスは古い港町のEckernfordeに向いました。
Eckernfordeは古い港町で、おちついた佇まいで我々を迎えてくれました。
←Eckernfordeは古い港町
←街の奥には小奇麗な家が立ち並ぶ
←Kronshagenの皆さんと一緒に
その後、本日の交歓演奏パーティーが開かれる会場であるキールの 「Burgerhaus in Kronshagen」 に向かい1時間で
17時過ぎに到着。
ここに待ち受けていた合唱団Chor Kronshagenの皆さんと挨拶を交わし、我々はGrüs Gott(今日は)を合唱して挨拶としました。
それぞれ民泊先の里親に紹介されて、民泊先に向かいました。
持参したお土産を里親のSchmidtご夫妻にお渡し、しばらく歓談してから演奏会用の正装に着替えて、19時前にご夫妻の車で
交歓会の会場へ向かいました。
会場には既に大勢のメンバーが着席しており、各家庭から1品づつ持参されたご馳走がたくさん準備されていました。
←各家庭から1品づつ持参されたご馳走がたくさん並べられていた
交歓会は19時から始まりました。
Chor Kronshagen合唱団は約60人の混声合唱団でした。
会長のAnnemagret Kuhntopf女史の挨拶で始まり、女性の区長の挨拶、指揮者のImre Sallay女史の挨拶、キールの独日協会
会長の挨拶がありました。
←挨拶をする会長のAnnemagret Kuhntopf女史
Chor Kronshagen合唱団からレオーネに記念品を頂き、また独日協会からも記念品を頂きました。
ここでは、地元新聞社の取材も行われていました。
レオーネ側からは団長の挨拶を行い、Chor Kronshagen合唱団のAnnemagret Kuhntopf女史に、レオーネの演奏旅行の
旗を贈り、指揮者のImre Sallay女史には富士山の額絵のパズルを贈りました。
また、独日会長のJanocha氏には鯉のぼりの絵を描いた壁掛けをお渡ししました。
その後で、合唱団の全員にレオーネのマークの入ったタオルハンカチを、各テーブルをまわって一人づつに手渡しました。
←会長にレオーネの団旗を贈呈する
合唱の交歓は、Chor Kronshagen合唱団がピアノ伴奏を入れて、まず「さくら」を歌って日本側への歓迎の意を示し、
「第九の歓喜の歌」 「歌劇カルメン」 から1曲、「マイフェアレディー」 から1曲などを披露しました。
←Chor Kronshagen合唱団の演奏
レオーネは二宮氏の指揮で「Grus Gott」 「Annchen von Tharau」、組曲 「雨」 から 「武蔵野の雨」 「11月に降る雨」 の2曲、
さらに奥様方が入って混声で 「夏は来ぬ」 「ふるさと」 を歌いました。
←元気よくGrus Gottを歌う
←四人のカルテットも飛び出して余興に花を添えた
交流は食事をしながら22時過ぎまで開かれ、終了後はまた各家庭に戻って歓談のひと時を過ごしました。