佐倉男声合唱団の創立30周年記念演奏会が開かれる
佐倉男声合唱団演奏会の看板→
佐倉男声合唱団の創立30周年記念演奏会が、1月18日(日)午後2時から佐倉市民音楽ホールで開かれ、レオーネ
からは6人のメンバーが聞きに行きました。(無料。整理券あり)。
←佐倉市民音楽ホールの正面
午後1時半の開場時には、入り口のロビー付近は大勢の人の列でパンク寸前になるほどでしたが、男声合唱団も、
北総エコーや八千代男声、墨田男声ほか大勢の方がつめかけました。
開演前のロビー一杯の行列→
会場は660席の音響効果の大変良いホールで、2階席でも手元で音を聴いているような感覚になります。
←幕開けを待つ
佐倉男声合唱団は、レオーネの誕生の1ケ月後の1978年5月に創立されており、現在は30人のメンバーで指揮者は
篠田征久氏。
プログラムの紹介によると篠田氏は、38年上智大学入学のグリークラブ入部以来、男声合唱に取り組んでおられ、
多田武彦作品の演奏に定評を受けている方です。
第1ステージは「愛唱歌」のステージで、「遥かな友に」を歌いながら幕が上がり、「箱根八里」「鶴」「希望の島」
「最上川舟歌」など7曲を歌いました。
第一ステージの愛唱歌→
第2ステージは佐倉小学校合唱部5〜6年生65人の合唱で、「手紙」「白い馬」など3曲を歌い、昨年NHKコンクールで
県大会に出場した実力を聴かせてくれました。
←第2ステージは佐倉小学校合唱部の演奏
15分の休憩を挟んだ第3ステージは、源田俊一郎の「ふるさとの四季」から8曲を、佐倉男声と佐倉小学校の合同で
聴かせてくれました。
レオーネも約3年前にドイツ演奏旅行でドイツの方々に披露してきた思い出が蘇えりました。
←第3ステージは故郷の四季
第4ステージは、このコンサートで最も力を入れて準備したと思われる、多田武彦の男声合唱組曲で、演奏は暗譜でした。
それだけに指揮者の思い入れが強く表現され、曲の雰囲気をよく伝えていたと思いました。
←第4ステージは「吹雪の街を」
アンコールでも「落葉松」と一緒に第4曲の「秋の恋びと」を再度歌っていました。
満員の会場から大きな拍手を受け、最後に来場者と一緒に「ふるさと」を合唱しつつ幕が降りました。
←会場の皆さんと「ふるさと」を歌う
全体で1時間50分の演奏会でした。
佐倉男声合唱団は昨年、京葉男声合唱団連合会(京男連)にも入会しており、盛り上がって、元気に歌っていたのが
印象に残ります。 (H.Y.記)