浦野妙子とR・コール SUMMER CONCERT
平成20年8月24日(日)、川越西文化会館メルトで、「Summer concert」〜浦野妙子とR・コール
(第八回定期演奏会)が開かれました。
←川越西文化会館メルト
レオーネと友好関係にある男声合唱団R・コールの演奏会が、8月24日(日)午後2時から川越西文化会館メルトで
開催され、レオーネから唐沢先生はじめ何人かが聴きに行きました。
当日は生憎の雨でしたが、会場のホールは満員で席をとるのがやっとという盛況でした。
ホールは約450人くらい収容の中規模なホールとみかけましたが、座席の座り心地も良く、地域文化の拠点としてよく活用されて
いるように思われました。
R・コールは、我々レオーネとほぼ同じ規模の合唱団で、当日は23人のメンバーが出演しましたが、みかけたところ
毎年定期演奏会を開いておられるようで、今回で8回目の定演です。
オープニングには舞台を薄暗くした中でシベリウスの故郷(フィンランディア)を歌い、舞台を明るくして、冒頭に指揮者の
勝敏洋氏が曲目を説明し、次いで第1ステージの「柳河風俗誌」(多田武彦)の解説を団員の方が解説してから演奏に入るという、
ユニークな演奏会形式をとっていました。
今度JORDAN会を中心に創立された9月6日(土)から練習を始める「タダタケを歌う会」(多田武彦の作品のみを歌う男声
合唱団)が最初に取り上げる曲が、この「柳河風俗誌」なので、興味深く聴きました。
←柳河風俗誌を歌う
第2ステージはソプラノ歌手・浦野妙子さんの独唱で、「さくらよこちょう」ほか、日本の歌とロッシーニの歌曲等6曲を
歌いました。
ソプラノ歌手・浦野妙子さんの独唱→
15分の休憩を挟んで、第3ステージの冒頭に指揮者の勝敏洋氏による曲目解説があり、細川智美さんのピアノ独奏で、
「悲愴ソナタ第2楽章」(ベートーヴェン)と「英雄ポロネーズ」(ショパン)を聴かせてくれました。
←細川智美さんのピアノ独奏
第4ステージは男声合唱によるシューベルトの「ト長調のミサ」(作品167)で、ピアノ伴奏と団員2人が、テノールとバリトンの
独唱に加わって「Kyrie」から「Agnus Dei」に至る全6曲を見事に歌い切りました。
←シューベルトの「ト長調のミサ」(作品167)
アンコールは、シューベルトのドイツミサ曲からサンクトゥスを」を歌い、最後に会場全員で「夏の思い出」を合唱して、
2時間の演奏会を終りました。
会場はお孫さんを伴った家族連れも多くアットホームな雰囲気に包まれていました。
打ち上げにも、レオーネから参加した人もいましたが、我々は武蔵野線で新松戸まで帰ってきてから、駅前で祝杯を挙げて
演奏会の成功を祝いました。(山下記)
新松戸駅前の居酒屋「 I 」は、コール・アマホークも練習後に愛用しているそうです。
この居酒屋は本格的な日本調で、下足を木の下駄箱に入れてから、広い廊下をゆっくり歩いて席に向いました。
席は足を伸ばすことができる掘り炬燵方式で、ゆったりしていました。
メニューも豊富、値段は手頃で、 うん、満足! ・・・ でした。
24時間営業しているそうで、明け方などでもお客さんがあるとのことでした。
夜中に仕事をしているタクシーの運転手さんなどが来るのでしょうか・・・。