東京六大学OB合唱連盟演奏会を聴いて
8月2日(土)14時30分から東京芸術劇場大ホールで第5回東京六大学OB合唱連盟演奏会が開かれ、
レオーネも何人かが聴きに行った。広い大ホールは大勢のファンでほぼ一杯だった。
←池袋の芸術劇場
演奏の第1番は立教大学グリークラブOB男声合唱団(62人)で、ブロードウェイ・ミュージカル(ビギン・ザ・
ビギン、オクラホマ他)を軽快なリズムで歌った。指揮の高坂徹氏は今度JORDAN会を中心にスタートした「タダタ
ケを歌う会」の招聘指揮者に迎える予定の方であった。
2番目は法政大学アリオンコールOB会・男声合唱団オールアリオン(32名)で、シューマンの「男声四部による
六つの歌曲」を若い指揮者・松村秀明氏の指揮で歌った。
3番目は東京大学音楽部OB合唱団アカデミカコール(62人)で、シューマンの「狩の歌」、ワーグナーの「巡礼の
合唱」を歌った。指揮は三澤洋史氏。90歳前後の高齢の方も元気に歌っておられた。
20分の休憩を挟んで後半の最初は慶応大学ワグネル・ソサイアティーOB合唱団(74名)で、ブラーウスの
「運命の歌」を歌った。
2番目は早稲田大学グリークラブ・稲門グリークラブ(72名)で、北欧の作曲家の歌3曲を松原千振氏の指揮で歌った。
最後は明治大学グリークラブOB会合唱団駿河台倶楽部で、アフリカのケニアのミサ曲を歌った。
歌詞はキリエから始まりアニュスデイで終わるラテン語のミサ曲であるが、曲はアフリカ大地の匂いがする迫力のある
演奏だった。
演奏会の最後に6つの大学全員がステージに上り、それぞれの校歌を合唱した。
6つの合唱団がステージに上がって校歌を歌う→
それぞれの合唱団が英語、ドイツ語、ラテン語をそのままで歌い、格調の高い演奏会だった。
帰りには我々は、池袋駅前で乾杯して演奏会の余韻に浸った。 (H.Y.記)
←池袋駅前で演奏会の余韻にしたる