山下さん、ハンブルグへバッハ・マタイ受難曲演奏旅行(第8日)
ドイツ演奏紀行 〜バッハ・マタイ受難曲演奏旅行 第8日〜
チューリップ園とヨハネ受難曲
朝食を終えるとオランダで最も有名な「キューケンホフ公園」を訪れた。 美しい花々、チューリップ、蘭の花ほか見るべき植物が広大な公園の中に展示され、オランダでしか見ることのできない 体験をすることができた。
実際にこれをみて育っていくオランダの子供たちの中から、花を愛する国民が育っていくだろうと感じた。
園内に散在するコーヒーショップでスープヤケーキ類、コーヒーなどを楽しんで、めったに経験できない感動を得る ことができた。 オランダの芸術家といえば画家のレンブラントがいる。この作品を中心に名画が集まっている国立美術館を訪れた。 大勢の来館者が列を作って順番を待っていた。
レンブラントの名作「夜警」が圧倒的な迫力で展示してあった。 この作品は大きすぎて、かつて周りの部分が切り取られているようであるが、世界の3大名画のひとつとしてこの美術館に ある限りオランダを訪れる人は絶えないであろう。 オランダの子供たちが絵の真近まで寄ってスケッチブックに写生していたが、このように親しみやすく展示されているのも 大変すばらしいことと思った。 この美術館の見学の後、ゴッホ美術館に回った元気な方も多かったが、国立美術館の迫力ある展示にどっと疲れを 覚えて、ホテルで一休みした。 今夜はアブステルダム・コンセルトヘボウのホールで夜8時15分から「ヨハネ受難曲」の演奏会があり団員の殆どが 予約チケットを入手して聴きに行った。演奏会は満員の聴衆の中で定刻通りに開催された。
演奏会の内容は次の通りであった。 日 時:3月20日(木)20時15分開演 場 所:アムステルダム・コンセルトヘボウ 曲 目:ヨハネによる受難曲BWV245(ヨハン・セバスティアン・バッハ1685〜1750) 1724年作曲、バルドルド・ハインリッヒ・ブロッケスその他のテキストによる。 合 唱:モンテヴェルディ合唱団 管弦楽:英国バロック・ソロイツ 指 揮:サー・ジョン・エリオット・ガーディナー テノール(エヴァンゲリスト):マーク・パドモア バス・バリトン(キリスト):ディートリッヒ・ヘンシェル 合唱団から登演する上級ソリスツ:
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