山下さん、ハンブルグへバッハ・マタイ受難曲演奏旅行(第3日)


  

         山下さんからメールで送ってきた写真(3日目)です。 

    

ハンブルク名物の巨大なひらめのムニエル
〔1人前)
250年の歴史を持つレリンガー教会の
オルガン
同左。演奏会で使った。

          

 

   以下は、山下さんが現地でブログ mixi に書いた日記です。

        

       ドイツ演奏紀行 〜バッハ・マタイ受難曲演奏旅行第3日   

       
  第3日はリハーサルの日である。お弁当代わりにホテルの前のダムトーア駅の中に沢山ある、立ち食いのパン屋さん兼食料品

屋さんに行き、ハムなどを挟んだサンドイッチやブドウパン・水などを買ってきてお昼の準備とし、午前8時50分にロビーに集合、

10時からのオケ合わせに演奏会場に向かった。

 ハンブルク近郊、バスで20分くらいの所に250年の歴史を持つレリンガー教会があった。 

八角形の形をしたレンガ造りで音響はとても良いように思える。第1合唱隊と第2合唱隊が左右に向き合って並ぶ形をしている。

 10時からオーケストラ、ソリストも含めてオケ合わせが始まった。オーケストラはアルトナ管弦楽団。オルガンは教会に聳える

30ストップのオルガンの演奏台をオーケストラの席まで持ってきてパイプがきれいな音を出すのである。

 練習は第1曲から始まり、休みなしで12時過ぎまでで約半分以上を消化し、そのまま会場で持ってきたパンのお弁当を食べ、

12時40分には後半の練習が始まった。昼食のための昼休みは少なくとも1時間以上あるのではと予想していたが、30分程度

のもので、持ってきたパンを半分も齧らないうちに、もう午後の練習の開始となった。

                                   

 休憩時間がほとんど無いのにもかかわらず、どんどん練習にかかるドイツ人のエネルギーには心から感心した。

 3時前にはオケ合わせが終わり、バスで弁当の残りを食べながらホテルに引き上げた。

午後5時から毎日やっている聖ミヒャーエリス教会のオルガン演奏を聴きに行くつもりであったが、翌日日曜日に行われる

「マタイ受難曲」のオケ合わせがあるためにオルガン演奏は無いことがわかった。

  どこでも明日3月16日(日)はマタイ受難曲が盛んに演奏されるものだなと感心した。

 当日夜は劇場でマタイ受難曲のバレエもあるようで、何人かはこれを聴きに行ったが、われわれはゆっくりとハンブルク名物の

食事をとるため、繁華街の中央にある市庁舎の地下にある「ラートハウス・ケラー」に出かけた。

 行ってみると経営が変わったらしく「パーラメント」という名前に変わっていたが、店の伝統ある雰囲気は同じで大勢のお客が

土曜の夜を楽しんでいた。

  ドイツのビールの大ジョッキとハンブルク名物のひらめのムニエル、ジャガイモのスープを楽しんだ。大きな皿にひらめ

 一匹がドーンと載っていてジャガイモも添えてあり、美味しいが全部食べきれたメンバーは居なかった。

 スープは温かいスープと冷やしたスープが両方お盆に載せられてくるのもはじめての体験であったが美味しかった。

 夜の9時前にはホテルに帰り、一日の練習の疲れでドッとベットに倒れこんで寝てしまった。

                                                               

 

       

     

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          ⇒ ドイツ演奏紀行 〜バッハ・マタイ受難曲演奏旅行第3日

               

                  

                             



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